紫舟 SISYU

地獄絵梵焼大護摩供 ~地獄絵を焼失させこの世の地獄を消し去る~

10/21 - 10/21, 2023 金峯山寺, 吉野郡吉野町吉野山2498, 奈良県, 日本

概要

概要

15mに及ぶ「地獄絵図~四連作」を梵焼することで、いままさに世界で起きている地獄とかすような、戦争、疫病、人々の心の中の地獄の一切を焼き尽くし、金剛蔵王大権現様に食い尽くしていただき、願いを蔵王大権現様におとどけする祈りを、金峯山寺の僧侶のみなさまと行います。


【人の心に巣喰うの地獄とは】

怒り 妬み 憎しみ 赦せない気持ち 悲しみ 卑下 傲慢 イライラ 寂しさ 怯え 不安 恐れ 囚われ 欲深さ……。

誰しも持つそれらは、負の感情を養分にして増殖し煮えたぎり、人々の行動や言動をも支配する。

 

【地獄絵図を描いた理由】

コロナ禍、

紫舟はアトリエを一時閉鎖し、精力的に続けてきた制作を止めた。

その後紫舟は「地獄」を描く心情をこのように語っている。

 

“ 未知なるウイルス“ は、世界中の人を、「死」に直面させた。

命あるものはみな生まれては死ぬ。新しいものは古くなる。形あるものは朽ちる。それらが自然の摂理と知りながら、死への恐怖は尽きない。生きゆくわたしたちの先にある死への恐怖が、無知からくるものであれば、その不安から解放されるには「人は何のために死ぬのか?」を知り考えることだと悟った。

 

「生きることに目的がある」ように「死ぬことにも目的」があるはず。「人間とは?」「何のために死ぬのか?」その問いと、「命」と対峙する作品を制作する。

 

天平時代に、聖武天皇や僧侶たちが大仏建立に至った行動は「祈り」。平安を失った人の心や行いを落ち着かせ、死への恐怖を和らげる祈りの力は、アートにはある。“

 

 

 

【地獄絵ご供養】

護摩祈祷は、インドのサンスクリット語「ホーマ」=焼くを由来とする。

金峯山寺蔵王堂前にて、僧侶が経を唱え、地獄絵を燃やす=ご供養する祈りを行う。

2023年10月21日日没後

 

 

【世界遺産 奈良県吉野「金峯山寺」を選んだ理由】

1,役行者さまの、苦しみにのなか生きる人々をお救いしたいという願いへの共感 

2,「恕」の精神を世界へ発信

 

   ゆるすには3つある。

   1、赦す (罪を赦す)

   2、許す (許可する)

   3、恕す (思いやりの心で罪や過ちををゆるす)

 

昨今の国際問題から家庭の問題の多くを、裁判で白黒つける時代になった。しかし判決がでようとも、当事者たちには、勝てど負けども、いいことはない。

「勝」てば積年につづく恨みを買い、「負」ければお金や社会的信用をも失う。

 

過去の戦争や支配の歴史しかり。与えた傷は忘れられやすく、受けた痛みは許されがたい。手続きの上での赦しに心情はついていかず、人が人をゆるすのはこんなにも難しい。

しかし、恨み合いの連鎖を絶つ解決を、私たちは知っている。

歴史的な過去から身近な問題まで、本当の意味で「恕す」ことができるようになるのを。怒りの中にあっても、慈悲をもってすべてをゆるす。自分のためと相手のためになることを同時に行えたときに、「ゆるす」という言葉は、行為となる。

自分と相手を完全に恕すことができたときに、負の連鎖は絶たれ消失し、心に平安・平和が訪れる。

 

いま世界で起きている、正に生き地獄とかした戦争や疫病。これらに対し、この地獄絵を蔵王権現様の火炎で梵焼することで、この世の地獄を焼き払い、恨みや怒りを消失させ、清め、金峯山寺から世界に、「恕」が拡がることを、願っている。



当日スケジュール
会場:
奈良県吉野町 金峯山寺

当日スケジュール:
16:00〜16:30 金峯山寺蔵王堂前にて受付
16:30      着席
16:45〜17:30 護摩焚き
17:30〜18:00 地獄絵梵焼大護摩供参拝
参加方法

1、 NFT作品「地獄絵図」購入

護摩供養される地獄絵図4連作すべてがNFT作品となる予定。

一作目の「盗みをしたカラスが堕ちた地獄」 を世界最大の NFTマーケット「OpenSea」にて先行販売。

 

価格:3.5ETH

購入場所:OpenSea

     Jigoku Ezu - Four Hells - - Collection | OpenSea

発売:2023年9月15日

販売数:3

地獄梵焼大護摩供の参拝方法:

ご購入者は金峯山寺での地獄絵図焼失を現地参拝特別席でご本人様含め4名まで参拝いただけます。(交通費はご負担ください)

 

2 地獄絵梵焼大護摩供「現地参拝チケット」

炎の祈りを直に感じる特別な体験ができます。

クラウドファンディングでのご支援のリターンに含まれます。

 

価格:8,800~1,000,000円

購入場所:CAMPFIRE

     https://camp-fire.jp/projects/view/686009?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show

販売期間:2023年9月11日~9月15日

販売数:234

地獄絵焼失の参拝方法:

金峯山寺で現地参拝いただけます。(交通費はご負担ください)

 

 

3 OINORI「デジタル護摩木」

デジタル護摩木は参加者のお名前と祈願でデジタル生成・発行され、金峯山寺での実際の 祈祷の場で紙札として具現化され、蔵王大権現様の炎で護摩祈祷されます。デジタル護摩木は、地獄絵図焼失のご供養と共に消失し、代わりに後日ご祈祷完了の印が送信されます。

クラウドファンディングで販売。

 

価格:5,500~8,800円

購入場所:CAMPFIRE

     https://camp-fire.jp/projects/view/686009?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show

販売期間:2023年9月11日~9月15日

販売数:300

地獄絵梵焼大護摩供の参拝方法:

5,500円の支援購入の場合は配信でご覧いただけます。8,800円の支援購入では金峯山寺で現地参拝いただけます。(交通費はご負担ください)


護摩祈禱の配信
金峯山寺での護摩祈禱を、紫舟のInstagramで同時配信します。

配信日時:2023年10月7日21日(土)16:45~
Instagram:Sisyu 紫舟(@sisyu8) • Instagram写真と動画
アクセス

吉野山での移動

徒歩での移動について

  • 近鉄吉野駅より、徒歩の場合は、吉野山下千本まで七曲をご利用下さい。(上り約20分)
  • 近鉄吉野駅~吉野山下千本~奥千本までは、かなりの高低差があります。歩きやすい靴でお越しになることをおすすめいたします。

ロープウェイ(ケーブル)の利用

バスの利用(通常時)

  • 吉野山内「吉野神宮~奥千本」を路線バスが循環しています。(※近鉄吉野駅には連絡していません。)
  • ロープウェイ吉野山駅前には「奥千本行きバス停」があります。
  • 運行については、「吉野大峯ケーブル自動車」のホームページでご確認ください。

バスの利用(観桜期)

  • 近鉄吉野駅より、「中千本バス操車場(竹林院前)」まで奈良交通臨時バスの運行があります。
  • 吉野山内は、「竹林院前」から「奥千本」行のバスのみが運行しています。(通常時のバス路線の運行はありません)
    • 奥千本行きの乗車場は、竹林院門前より50mほどのところにあります。
  • 観桜期の運行については、「吉野大峯ケーブル自動車」のホームページでご確認ください。

お車でお越しの場合

※葛城ICを出てから吉野山まで

  1. インター出口からすぐに下りずに、大和高田バイパスの終点までお越し下さい。
    ( 終点で自然に降りられます)
  2. 大和高田バイパス終点にて「小房」交差点を右折。
  3. 約13kmほどで「土田」交差点(T字路)に突き当たりますので左折。
    (吉野川沿いに走ってください)
  4. その後「吉野大橋北詰」を右折。
    (緑色の吉野大橋を渡っていただくと吉野町へお越し頂けます)

※針ICを出てから吉野山まで

  1. 369号線を吉野方面へ左折。
  2. 榛原で370号線になります。
  3. 途中、「津風呂湖」方面へ入る道を右折。
  4. 津風呂湖を過ぎ、「津風呂湖入口」交差点を右折して169号線へ入る。
  5. 吉野川沿いに走り、「吉野大橋北詰」を左折。
    (緑色の吉野大橋を渡っていただくと吉野町へお越し頂けます)

交通アクセス - 吉野山観光協会【公式サイト】 (yoshinoyama-kankou.com)