作品
両陛下、愛媛で書家・紫舟氏の作品を鑑賞
作品について
天皇陛下さま皇后陛下さま拝謁。 天皇陛下が、作品価値の定まっていない現存作家の作品展を御覧になることは極めて稀で、まして、作家本人が自身の作品をご案内ご説明できることは 非常に貴重な機会だと宮内庁より伺いました。有り難いです。 紫舟展会場では、 両陛下は、最初に、書が平面や伝統から解放されて立体となった「書のキュビズム」に関心を示されました。 皇后陛下さまが後ろにまわってみていいからしらと陛下にご相談され、両陛下は文字を横から後ろにもまわられてからも熱心に御覧いただきました。 特に、かわいらしいと「薫」「水」「風」「藤」「舞」の彫刻を示し 説明を求めていただきました。 その後は、書の彫刻の文字が影で表現されていることに世界初ではないかお聞きいただいたり、ルーブル美術館地下会場での金賞受賞を喜んでいただきました。 皇后陛下さまは書の彫刻「おはよう」が本当に元気そうで、「ごめんなさい」はすまさそうにしている姿に笑顔でお話されていました。 火の鳥、風神、雷神の絵について、皇后陛下さまがご興味を抱き、絵についてもおっしゃていただいたのですが、私が慌ててしまいました。 そして、書の彫刻の影が屏風絵におちた作品(嘴が折れた烏)。予定の場所よりも作品にずいぶん近づいては御覧になり、作品の発想に驚かれ屏風におちた文字が影だということに気付いては照明の当て方が大変でしょうと 表現の工夫に気付いていただきました。 書もすべて御覧いただき 「不負」の横棒の多さがが走っている姿にみえるとおっしゃられたり、 「うれしいとき辛いときのことば」はじっくりお読みいただきました。 皇后陛下様が「君が咲く花」を御覧になり素敵だとおほめいただき 陛下と共に笑顔がこぼれていました。 ご案内後、お心遣いいただき、別室にてお茶をご一緒させていただきました。陛下や皇后陛下から沢山質問をいただき、陛下が皇后陛下も書をかかれるとおっしゃられ、愛用筆を御覧いただきました。 皇后陛下は、時間がとれなくて手習いではなく目習いですよと筆を愛おしそうに触れていらっしゃいました。 そしてこの筆は難しいでしょうと手首のどのあたりで書くの?と扱い方を熱心に興味深く聞いてくださっていました。 最後に、陛下より、 「立派な作品を、有難う御座いました。お元気でおつづけください。よいお仕事をなさってください。」 とお言葉をいただき、続けてきてよかったと、ジーンと心に響きました。 励みになりました。 皆様に感謝を申し上げます。
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