作品

龍馬

龍馬

龍馬は、旧い体制の中で、制約を越え常識を覆し、周囲を驚かせながら駆け抜けた。そのとらわれない動きが、書の「馬」のとびだした点となった。 龍馬は生きているとき、どんなことを考えていたのだろう。多くの突き付けられた理不尽と踏みにじられた願いの中でも、希望を忘れずに未来を思い描いたのではないだろうか。 龍馬のその生き様に合うように、本作は日本の伝統ろうけつ染めの技法を用い、文字は和紙の色をそのまま残し何物にも染まらないよう仕上げました。この制作過程では、文字を書く塗料が透明のため、どのように書けたのか分からないまま。それでもよい作品になると信じ、裏から様々な色彩を施していくと、次第に表に文字が浮かび上がってきます。 まるで、暗闇のような時代の、暗雲たちこめた中で、一筋の望みを信じ未来を見据えていた、濁りのない澄みわたる龍馬に出会うようでした。

サイズ
H150×W77cm
カテゴリ
書

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