作品

心暦

心暦

集中が深まると、発想のふたが静かに開き、ふいに、まだ誰も 知らないことばと出合う。 それは造語であり、新語であり、名づけられていないことば。 ――心暦。 創作が一万時間を越えるころ「生みの苦しみ」の領域に入り、 その次は「できる領域」へと移ろう。作り出すものはインプットとアウトプットの往復で築かれていく。 そのさらに先に行くと、創作の源となるのが「記憶を思い出す」領域になる。 誰の記憶なのか。どこにある記憶なのか。わからないけれど、その記憶を思い出すことを許可すれば、導かれていく。 心暦――このことばが、わたしにそう教えてくれた。

サイズ
H65.7×W28.1cm
カテゴリ
書

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