ことの葉
◎ 祈り一心 ◎
2026年6月5日
平安時代、春日大社の中臣信清の嫡男信近が、
蛇目丁と呼ばれる一週間で命を落とす病に侵された。
父・信清が春日の神に救いを願うと、
「前世の善悪の報いの業は神の力の及ばないこと。
長谷に参って嘆き申すが良い。」
との神託とともに一枝の榊を授かった。
信清が長谷寺本堂にて榊を供え一心に祈ると、
カラスが現れ、榊を咥えて飛び去った。
同刻、病床の信近のもとにカラスが現れ、患部から
蛇を摘み出して飛び去った。1時間後に病は平癒し、
信近は立身出世を遂げ、喜んだ信清は感謝し、
十日間で長谷寺の登廊を建立したという。
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この奈良・長谷寺に伝わる伝説を知り、
一心に祈る力と、
「神でさえ力の及ばないこと」「前世から定まる報い」
という宿命さえも凌駕し、現世利益を授けられた
ご本尊・十一面観世音菩薩様の圧倒的な慈悲を感じ、
作品『祈一心』を完成させました。
来る7月18日、開山1300年を迎える長谷寺の歴史的節目に、
紫舟作『祈一心』の特別奉納法要が行われます。
この奉納にあわせ、ご本尊の御利益を皆さまにも
お分けいただけるよう、長谷寺様のご厚意で
みなさまの願いもご本尊「十一面観世音菩薩」様へ
お届けいただけることになりました。
(応募期間終了)
※7月18日13:30~奉納法要は、総本山長谷寺本堂にて。
どなたさまもご参加いただけます。
紫舟 拝
