作品
正しいことと正しいことのぶつかり合いっこに白旗
作品について
正しいことと正しいことのぶつかり合いっこに白旗 「正しい」を持つと、 「正しくない」=間違い/悪/敵が自動発生する。 正しいとは、ある地域の大勢の人たちが信じていたことだったり、たまたま誰かの言葉が思考に植え付けられたものや、自分で経験したこと、家族や学校から教え込まれたことなど、様々。 他方、その「正しさ」は、自らの罪悪感を生む根源でもある。 そして誰かを罰する武器にもなる。 ここ何年も考えつづけた結論は、 【自分の「正しさ」を手放す】だ。 戦争や離婚訴訟も正しさの応戦。相手の正しさにではなく、先に自分のもつ正しさに「白旗」をあげる、自らの「正しさ」に降参できたら…私たちの一番身近なところに”平和”が生まれる。 正しさを手放せば、身近な人にイライラする必要がなくなる。 誰かを自分のものさしで批判することがなくなり、非難して 優位に立とうとする汚い心は去る。 怒ってばかりいる人は、大概たくさんの「正しさ」を抱えている。正義が先立ち、爆発した自らの感情に、疲れる。 人を許せない人は、大概強い「正しさ」を信念とし、そこに合致しないものを許容できず、人間関係がこんがらがり、苦しくなる。 「正しさ」は耳当たりがいい。だから見落としがちだけど、 自らを罰し、人を痛烈に批難する。 そんなことをするための正しさなら、要らない。 正しいが無くなり、あなたが悪いと咎める理由が無くなれば、 人を本当の意味で「ゆるす」ことができる。恕(ゆる)せる。 「私は正しい」という主張は、正義ではなく傲慢でした。 「正しい」をやめた先には、楽に生きられる世界が待っていた。
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